上田市のAED設置場所を表示するマップ(非公式)を作った
ある程度の形になり、オープンにしてもよいかなーと思ったので記事として残します。
作ったきっかけ
応急救護の講習会などで、周りの人に119番の通報やAEDを届けるように助けを求めるような手順があります。1
私も過去に講習会を受けたときに、こんなことを思いました。
「救護の現場がAEDのある施設内だったらすぐに持ってこれるけど、現場にAEDのない施設や路上だったら、どこから借りればいいんだろう」
調べたところ、市のサイトで設置場所を公開していただいているのですが、それぞれの住所をクリックしないとマップが表示されず、少々不便に感じていました。
そこで、マップ上にまとめて表示するWebアプリにして、せっかくだし公開しちゃえ!というノリで作りました。
Vue3、TypeScript、Leafletを使って開発しました。
ueda-aed-map.vercel.app
リポジトリもGithubで公開しています。
github.com
使ったデータ
市が公開しているオープンデータを使用しています。
www.city.ueda.nagano.jp
オープンデータはCSV形式となっています。これをアプリケーションとして扱いやすくするために、JSONにざっくり変換するスクリプトも併せて書きました。
こちらもマップ同様にGithubでリポジトリを公開しています。
github.com
ヘッダー行に改行文字を含んだテキストが含まれていたり、ヘッダーの改行文字を消すと同じタイトルが複数入っているなど改善してほしいと感じる部分が少しありました。 しかし、その部分を除けばプログラム上で扱いやすい形式のオープンデータになっていました。中の人にとても感謝しています。
この後にやりたいこと
次は任意のタイミングで現在地を取得して、現在地をマップの中心地点とするようにしたいなと思っています。
現在地から一番近い設置場所がどこか教えてくれる機能とかできたらもっと嬉しいかも。