SORACOM UG 信州 x JAWS-UG Nagano x TwilioJP-UG 共催ハンズオン 参加レポート
3月30日に開催された、SORACOM UG 信州 x JAWS-UG Nagano x TwilioJP-UG 共催ハンズオンに参加しました。 その時の参加レポート的なものです。
今回のイベント、興味があったまま手を出せずにいた3つのサービスが共催だったこともあり、とても楽しみにしていました。
イベントの概要、イベントで使われた資料については、
https://soracomug-tokyo.connpass.com/event/118913/
イベント中の様子については、
https://togetter.com/li/1333132
を見たら手っ取り早く雰囲気を掴めるかと思います。
ここでは、個人的にためになったことをまとめていきます。(というか、当日のメモをほぼ貼り付けただけです…)
SORACOMの紹介とブログのススメ
IoTとは?
- デジタル化を実現する手段
「見えていなかったものをみえる」ようにして,「視えたものを集めて生かす」
この両者をつなぐのはネットワークで、どこでも使えるネットワークの一つがSORACOM - SORACOMはIoT向けの通信を提供している。 3GやLTEを使っているので、セキュリティとかクラウド連携もクリアしてくれる。
IoT開発のフェーズごとにおける課題とPlatform
デバイスからのデータを簡単に可視化 → harvest
検証するために素早く使える仕組み → Lagoon
AI/ビッグデータとかを使った高度なソリューションを活用 → BEAM
SORACOM Air
IoT向けのデータ通信基盤(2G/3G/LTE、Sigfox/LoRaWAN)
日本向けのSIMだけでなく、海外向けのSIMもある。
7月2日に開催されるSORACOM Discovery 2019(https://www.discovery2019.soracom.jp)の紹介もありました。行ってみたい。
素早く検証するにはどうするか?
- 何も作らない.あるものを利用する
- 自前主義からの脱却
様々なデバイスでIoT化をサポート
Amazon Dashボタンが販売終了
- これから必要なのは「モノづくりではなく,コトづくり」
工場での導入事例 - WiFi ベースだと、他の設備が必要(ルータとか) → LTE-M buttonだと,他の設備が不要
ブログ書こう!
- 誰のため? → 未来の自分のため
- ブログは「未来の自分へのドキュメント」
忘れる能力→救い
とはいえ,できるようになったことを忘れるのは忍びない → そこでブログ!
ブログの種類には、次の種類がある
- トライ系
目的と達成できた/できなかったことを載せる
- 紹介系
これでできることや始め方
- レポート系
このエントリ
機密情報が洩れるじゃん?
- 何が機密なのか、わかってない人の常套句
- ブログに書けること、書けないことが分かっている人は 技術だけじゃなくビジネスの本質に対する理解度が高い人材
AWSの紹介
もともとAmazonのインフラノウハウをサービス化して提供したもの
サービス数は165(らしい)
今回は、ハンズオンで使うAWS LambdaとAWS IoT、IoT 1Clickについて
AWS Lambda
- サーバレスコンピューティング
- まずはサーバレス→ ダメならサーバ立てるって潮流ができている
- 管理不要
- 状況に応じて自動で拡張
- 使ってないリソースについては支払い扶養
- 可用性,耐障害性 は実装済み
99%のシステムは,サーバレスにリプレースすると安くなる
→ 時間当たりの時間はEC2,ECSのほうが安い
常時リソースを確保して,動作し続けるものはEC2のほうが安い
冗長構成の実装も必要ない
イベントドリブン
- 完全にステートレスで動作する必要ある
- 常に外部のDBにアクセスする必要あり 外部DBはDynamoDB(NoSQL)がおすすめ
- 一時的なデータはRedisとか
- 関数単位のロギング 慣れるまで大変っぽい
実行時間
最大900秒
関数単位で,権限制御ができる
うまく制御すればかなりセキュアにできるが,それには慣れが必要
AWS Identity and Access Management
通称IAM
- IAMユーザ
- IAMロール
- IAMポリシー
- IAMはリソースに対して付与するもの
ソースコードに権限を埋めないコーディングをする
Lambdaの言語使い分け
AWS IoT + IoT 1Click
AWS IoT Core
Greengrass
Greengrass ML inference
デバイスとクラウドの関係
IoT駆使したデバイスを作る場合,なにを考える必要があるか? Digitalization=ソフトウェアによる価値最大化 = 物理的な制限からの解放
Twilioの紹介
- Twilioは通話,SMSだけじゃない
- コミュニケーションをAPIで管理しよう
- プログラムで電話をかけようとかできるようになる
- 今までになかったコミュニケーションを実現 -【導入事例】電話活用したスマートロックキー
Channels
- ここからいろんなサービスに通知を投げたりできる
- サービスごとに対応するコードを書く手間を減らせる
決済
- PCI Compliantに準拠しているので,電話で決済できる
Programmable Video
- videoの中に含まれている付加価値を提供できる
Programmable Wireless
- TwilioのMVNO
Programmable FAX
- もともとはエイプリルフールのネタだったが、意外と使われているらしい
- SendGrid買収した
Functions
- Lambdaてきな
- Node.jsのみサポート
Assets
- S3てきな
- APIを使ったアップロードはできない
Sync
WebSocket的な
Authy
- 2要素認証
Proxy
- お互いの番号を知らせずにコミュニケーションできる仕組み
Twilioを使った架電
- REST
- Flows.Executions
ハンズオン
次のことをやりました。 - LTE-Mボタンが押されたらメールを送信する - LTE-Mボタンが押されたらTwilioのAPIで電話をかける - LTE-Mボタンが押されたらデバイスの状態を更新する この日使ったデバイスは扇風機